
2015年5月27日
イー・エルダーは、社会福祉法人・東京都知的障害者育成会の運営する高砂福祉館に協力し、身体障害者デイサービス事業の一環として、初級パソコン教室を開催して参りました。
午後の時間帯に1回2時間、年に20回(月に基本的に2回)の教室です。受講者は毎年15~20人おられます。
5月19日、平成27年度の教室もスタートしました。(高砂福祉館は地域住民の方にも施設を開放しています。午前中はその方達の「パソコンを楽しむ会」も運営されていて、同じ講師が指導にあたっています。)
教室が開始された平成15年は、e-Japan構想のもと、各地でパソコン講習が行われていた時代ですが、現在まで続いている非営利の教室は数少ないのではないでしょうか?
受講生の中には第1期から続けて受講されている方もおられますし、また毎年新規の受講希望者もいる人気の教室です。
人気が続いている理由は、パソコンの基本操作を学ぶだけでなく、名刺・年賀状などの作品作りを楽しむ、日常生活への生かし方を知る、パソコンを通じて友人の輪を広げる場になっているからでしょう。
受講生の方が本当に自分でパソコンを使いこなすには、ご自分のパソコンで学ばれるのが一番です。教室用のパソコンも準備していますが、なるべく自分のパソコンを持って来て頂くようにしています。そのため、教室ではいろいろなバージョンのOSを念頭にした説明が必要で、講師の力量が試されるところです。
また、受講生の皆さんの知識、経験、身体的条件等には大きな幅があるので、細かな目配りも欠かせません。
今年から講師は一人になりましたが、高砂福祉館のスタッフの方や地域のボランティの方のご協力に支えられて活動を続けて参ります。
写真左は、講師の桑原さんを囲んで熱心に学習する受講生の方々
写真右は、教室で作成した年賀状や名刺などの作品の前で・・・受講生の方々と講師の桑原さん
