「シニア向け携帯電話講習会」受講者からの投稿

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2月25日の「シニア向け携帯電話講習会」に参加させてもらいました。携帯電話がなければ困るということはないのですが、あれば便利だろうなと思うことはこれまでも時々ありました。私の場合はきっかけがないとなかなか物事が始められないのですが、最近、外出先で急ぎの連絡を取る必要が生じた時に公衆電話が少く何度か不便を感じた事が今回の受講を思い立った理由で、何か新しいことを学習してみるのもいいかなとの想いもありました。

一体どのような人が受講されるのか、果たしてついていけるのだろうか、という不安を抱えつつ参加しましたが、お仲間が大体同じ世代の方ばかりだったので安心しました。(参加者の平均年齢は70歳を超えるそうです。)

教材で使用した携帯電話の電源を入れて、待受画面から相手の電話番号を押して決定ボタン、という操作は問題なかったのですが、このあと電話帳から選んでかけるとか着信履歴でかけるとかの段階になると操作が込み入って一度では直ぐに忘れてしまいそうです。「戻る」ボタンで一つ前へ戻るといってもうまくいかない場面もあって、「分からなくなったら最初に戻る」の教えで待受画面に戻ることもしばしば。そうなると、せっかく説明してもらった事が腑に落ちる前に次へ行ってしまい、やや焦りました。
幸い、ゆっくり分かりやすく説明くださる講師やスタッフの人が後ろから手取り足取り教えてくれるので、危ういながらも何とかついていくことができました。

他にもメールの受発信やら写真撮影やら携帯サイトの使い方やら、盛り沢山で講習会の最後にお話があった通り「一度で全部覚えられるものではありませんよ」の言葉を実感しました。
持ち帰ったテキストを見直して復習していますが、イラストや写真等で分かり易く説明してあるお蔭で、なんとか記憶をたどって行けそうです。

携帯電話は若い人たちの持ち物としか思っていませんでしたが、パソコンと同様、うまく利用できれば年輩者の役に立つことも多い。まぁ新しい事を覚えるのは何事にも多少の気概が必要なのでしょうが、大げさに考えなくとも好奇心を失わず「何でもやってみよう」という頭の柔らかさがあれば、置いてけぼりを食わずに時代にもついていけるのでしょうね。

今回の講習会はその意味でも良いきっかけになりました。久方振りに知的な刺激を受け、受講の3時間があっという間に過ぎてしまいました。
このような機会は他ではあまりなく、参加できたことは有意義でした。経験豊かなシニアの講師のもとに、多くのスタッフの方々が実に親切に指導してくださったことが強く印象に残りました。有難うございました。

以上

※注:事務局記入(入門コースを受講した71歳の男性から投稿)

 

写真説明:シニア向け携帯講座受講風景
シニア向け携帯講座受講風景

 


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