
2012年4月26日
4月23日、原発事故で会津若松市に非難して授業を続けている福島県大熊町の熊町小と大野小に、リサイクルパソコン50台の贈呈式が行われました。
大熊町は事故を起こした福島第一原発から5㎞圏内の放射能警戒区域に指定され、2,011年4月に会津若松市の旧河島第三小学校で合同にて開校した分校。児童数は350名。
パソコンルームは、1年間無整備の状態で、学校教育に支障をきたしていました。
式の冒頭、校長先生が児童に「パソコンを使ってしっかり頭を鍛えることが、恩返し」と挨拶。
6年生がさっそくPCルームで授業を実施。
カウントダウンで一斉電源ON! 大熊町のキャラクター「おおちゃん、くうちゃん」が壁紙に現れると子どもたちは大喜び。
授業では、インターネットで弥生時代の生活についての調べ学習を行いました。
このイー・エルダーからの贈呈には、富士通から中古PCの提供、マイクロソフトから基本ソフトの寄贈、マイクロソリューションが再生作業、ボランティア(富士通ファシリティーズ・エンジニアリング)がLANやインターネット整備など緊密な連携が行われました。
授業に立ち会ったボランティは「子どもたちが、輝く瞳でパソコンの授業に取り組んでいた。取り組んでよかったと、心から感じました。」と喜びを伝えてくれました。
「おおちゃん、くうちゃん」がPC壁紙に現れると子どもたちは大喜び。
さっそく、インターネットを利用して学習しました。
