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10日で使えるPHP | 未経験のサルでも分かるPHPの学習サイト

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目次

  1. PHPとは?
  2. PHPの特徴
  3. PHPの書き方
    1. HTMLに直接PHPのコードを記述する
    2. Hello Worldを出力する
    3. HTMLの中でHello Worldを出力する
    4. 非推奨タグの記述方法(short_open_tag, asp_tags)
    5. PHPの文の区切り
    6. PHPで改行の出力する
    7. PHPでHTMLの改行を出力する
    8. nl2br()で\nを<br>に変換する
    9. PHPのコメント
    10. 命名規則(ネーミングコンベンション)
    11. ミニファイ(コードの圧縮)を行う場合のコメントは全て /* */ で記述する
    1. 整数(int, integer)
    2. 浮動小数点数(float, double, real)
    3. 論理型(bool, boolean)
    4. 文字列(string)
      1. ダブルクォーテーション内の変数の置き換え
  4. 関数 function
    1. 関数 function
    2. return
    3. 引数の参照渡し(リファレンス渡し)
    4. 引数のデフォルト値の設定
  5. シンタックスハイライト
    1. highlight.js

PHP

関数 function

関数 function

同名の関数を定義した場合、パースエラーが発生する。

パースエラー(構文エラー)は、PHPがコードをパース(構文解釈)する段階で止まってしまうエラーで、多くの場合、間違った構文 ; の付け忘れ、{} () の閉じ忘れなどを記述して発生する。

パースエラーは致命的なエラーで、コンパイルエラーに相当する。パースエラーが発生した場合、プログラムの実行を停止する。

return

return はプログラムの制御を呼び出し元に戻す。 呼び出し側のモジュールでは、呼び出しの次の式から続行する。戻り値として値を設定できる。

function、method で return を呼び出した場合、function、method の処理を終了し、戻り値があれば戻り値を返す。

グローバルスコープで呼び出されると、現在実行中のスクリプトが終了する。

スクリプトが include もしくは require されたものである場合、制御は呼び出し元のファイルに戻る。return に戻り値が設定されている場合、include の戻り値となる 。

<?php
function add($a, $b) {
	$c = $a + $b;
	return $c;	/* 戻り値 $c を返し、function 終了 */
}

$rtn = add(1, 2);
echo $rtn;		/* 3 表示 */
?>
<?php
function who() {
	echo 'hogehoge';
	return;	/* functionを終了。戻り値は返さない。 */
}

$rtn = who();	/* hogehoge 表示 */
?>

引数の参照渡し(リファレンス渡し)

引数の参照渡し(リファレンス渡し)は、定義する関数の引数の前に & を 付加する。

以下の例では、function set_bono(&$var) の &$var は参照渡しの引数になる。

set_bono($name) で、set_bono(&$var) の &$var は $name の参照渡し(リファレンス渡し)となる。

$name は 'hogehoge' が代入されているが、set_bono 関数の $var = 'bonobono'; で $name の内容は 'bonobono' に書き換わる。

引数の参照渡し(リファレンス渡し)は、変数の参照(リファレンス)と同様の仕組みで、$name と $var は同じメモリ領域を指し示すようになる(エイリアス、別名)。詳しくは 変数の参照(リファレンス)を参照。

<?php
function set_bono(&$var) {
	$var = 'bonobono';
}

$name = 'hogehoge';
echo $name;	/* hogehoge 表示 */

set_bono($name);
echo $name;	/* bonobono 表示 */
?>

引数のデフォルト値の設定

関数は引数に、引数 = デフォルト値 の書式で、デフォルト値を設定できる。

デフォルト値は、呼び出し元のパラメーターに引数が指定されなかった場合に使われる。ただし、null を渡した場合はデフォルト値を代入しないので、注意が必要。

以下の例では、function set_bono($var = 'bonobono') の引数、$var に デフォルト値 'bonobono' を設定している。

<?php
function set_bono($var = 'bonobono') {
	return $var . 'はラッコ' ;
}

echo set_bono();		/* bonobonoはラッコ 表示 */
echo set_bono('hogehoge');	/* hogehogeはラッコ 表示 */
echo set_bono(null);		/* はラッコ 表示 */
?>

整数(int, integer)

整数(integer)は、10 進数(基数 10)、16 進数(基数 16)、8 進数(基数 8)あるいは 2 進数(基数 2)表記で指定可能。

正の値(+)負の値(-)を数値の前に付与可能。

<?php
$num = 1234;		// 10進整数
$num = -1234;		// 負の値
$num = 01234;		// 8進整数 (0で始まる数値は8進数とみなされる)
$num = 0xffff;		// 16進整数 (0xで始まる数値は16進数とみなされる)
$num = 0b11000100;	// 2進整数 (0bで始まる数値は2進数とみなされる)(PHP 5.4.0以降)
?>

浮動小数点数(float, double, real)

<?php
$num = 1.234;		/* 浮動小数点数 */
$num = 1.2e3;		/* 浮動小数点数(指数表記) 1.2 × 103 */
$num = 7E-10;		/* 浮動小数点数(指数表記) 7 × 10 - 10 */
$num = 123_456_789;	/* 数値リテラルセパレータ(PHP 7.4.0 以降) */
?>

論理型(bool, boolean)

true、false を指定する。小文字、大文字の区別はない。

<?php
$bool = true;
$bool = false;
$bool = TRUE;
$bool = True;
?>

一般的に、true は整数の 1、false は 整数の 0 として扱わる。
※VBなどの一部言語では true は -1 なので注意が必要。

Javaは boolean型と数値の互換性はない。よって、true は整数の 1、false は 整数の 0 としての扱いはない(コンパイルエラー)

true、false を整数として扱い比較するのは、バグの温床になりやすい。
比較は if ($a === true)、if ($a === false) のような厳密な比較を行うことが、可読性が高く望ましい。

<?php
echo (int)true;		/* 1 表示 */
echo (int)false;	/* 0 表示 */
echo intval(true);	/* 1 表示 */
echo intval(false);	/* 0 表示 */

echo (bool)0;		/* 表示されない */
echo (bool)'0';		/* 表示されない */
echo (bool)"0";		/* 表示されない */
echo (bool)1;		/* 1 表示 */
echo (bool)-1;		/* 1 表示 */
echo (bool)123;		/* 1 表示 */
echo (bool)'1';		/* 1 表示 */
echo (bool)"1";		/* 1 表示 */
?>

文字列(string)

文字列はシングルクオーテーション(')、ダブルクォーテーション(")で囲む。ダブルクォーテーションで囲まれた文字列の中ではエスケープシーケンスを使用できる(※シングルクオーテーションでは使用できない)。

<?php
$str = 'Hello';	/* Hello 表示 */
$str = "Hello";	/* Hello 表示 */
?>

シングルクオーテーションで囲まれた文字列の中で、文字としてシングルクオーテーションを使いたい場合は \' を、ダブルクォーテーションで囲まれた文字列の中で、文字としてシングルクオーテーションを使いたい場合は \" を使用する。

<?php
$str = 'Hello \'World\' ';	/* Hello 'World' 表示 */
$str = "Hello \"World\" ";	/* Hello "World" 表示 */
?>

シングルクオーテーションで囲まれた文字列の中でダブルクォーテーションを使用できる。また、ダブルクォーテーションで囲まれた文字列の中でシングルクオーテーションを使用できる。

<?php
$str = 'Hello "World" ';	/* Hello "World" 表示 */
$str = "Hello 'World' ";	/* Hello 'World' 表示 */
?>
ダブルクォーテーション内で使用できるエスケープシーケンス 一覧表
エスケープシーケンス機能
\"二重引用符
\nラインフィード (LF またはアスキーの 0x0A (10))
\rキャリッジリターン (CR またはアスキーの 0x0D (13))
\\バックスラッシュ
\t水平タブ (HT またはアスキーの 0x09 (9))
\v垂直タブ (VT またはアスキーの 0x0B (11))
\eエスケープ (ESC あるいはアスキーの 0x1B (27))
\fフォームフィード (FF またはアスキーの 0x0C (12))
\[0-7]{1,3}8進数: 正規表現 [0-7]{1,3} にマッチする文字シーケンスは、8 進数表記の 1 文字 (例:. "\101" === "A") です。 正規表現にマッチする文字シーケンスは、8 進数表記の 1 文字です。 1 バイトに収まらない部分は、何もメッセージを出さずにオーバーフローします (例: "\400" === "\000") 。
\x[0-9A-Fa-f]{1,2}16進数: 正規表現 [0-9A-Fa-f]{1,2} にマッチする文字シーケンスは、16 進数表記の 1 文字(例: "\x41" === "A")です。
\u{[0-9A-Fa-f]+}Unicode: 正規表現 [0-9A-Fa-f]+ にマッチする文字シーケンスは、Unicode のコードポイントです。 そのコードポイントの UTF-8 表現を文字列として出力します。 シーケンスを波括弧で囲む必要があります。例 "\u{41}" === "A"

PHPの特徴

PHPには以下の特徴がある。

  1. インタプリタ言語(コンパイル不要)
    インタプリタ言語なので、記述してすぐに動作確認できるメリットがある。コンパイルしないため実行時にエラーが発生しやすい。
  2. PHPは変数宣言時に明示的な型定義を必要としない(動的型付け言語)
    明示的な型定義を必要としない動的型付け言語なので、簡単にプログラムを記述し動かすことができる。変数宣言が必須(静的型付け言語)ではないので、バグの温床になりやすい。
  3. HTMLに直接PHPのコードを記述できる
    <?php を開始タグ、 ?> を終了タグとして認識し、タグの内側をPHPのコードとして実行する。

    タグの外側はPHPパーサに無視されるので、HTMLに「開始タグ <?php ~ 終了タグ ?>」を記述し、ファイル名(拡張子)を .php とすることで、HTML内に直接コードを埋め込んで動的なWebページを生成できる。

PHPの書き方

HTMLに直接PHPのコードを記述する

PHPはHTMLに直接PHPのコードを記述できる。

<?php を開始タグ、 ?> を終了タグとして認識し、タグの内側をPHPのコードとして実行する。

タグの外側はPHPパーサに無視されるので、HTMLに「開始タグ <?php ~ 終了タグ ?>」を記述し、ファイル名を .php とすることで、HTML内に直接コードを埋め込んで動的なWebページを生成できる。

※パーサとはソースコードやXML、HTMLなどの言語で記述された構造的なテキストデータを解析し、コンピュータが扱いやすいデータ構造に変換するプログラムの総称。コンパイラとは別物。

<?php タグの後ろ、?>の前には必ず「改行・半角空白・タブ」のいずれかを記述する。「改行・半角空白・タブ」がないとエラーになる。

Hello Worldを出力する

<?php ~ ?>の前後を改行で記述

<?php
echo 'Hello World';
?>

<?php ~ ?>の前後を半角空白で記述

<?php echo 'Hello World' ?>

HTMLの中でHello Worldを出力する

<html>
<head>
<title>HTMLのタイトル</title>
</head>
<body>
<h1>h1タグ</h1>
<?php
	echo 'Hello World';
?>
</body>
</html>

<?= ?> は、echo の代わりに値を画面に出力する。

賛否両論あると思うが、可読性、一貫性の低下と、バグの温床になりやすいため <?= ?> は望ましくない。

<html>
<head>
<title>HTMLのタイトル</title>
</head>
<body>
<h1>h1タグ</h1>
<?= 'Hello World'; ?>
</body>
</html>

非推奨タグの記述方法(short_open_tag, asp_tags)

php.ini で short_open_tag が On に設定されている場合は、<?php ~ ?> の代わりに <? ~ ?> を、<?php echo ~ ?> の代わりに <?= ~ ?> を使用できる。

<? ~ ?>
<? echo 'Hello World'; ?>
<?php= ~ ?>
<?= echo 'Hello World'; ?>

php.ini で asp_tags が On に設定されている場合は、<?php ~ ?> の代わりに <% ~ %> を、<?php echo ~ ?> の代わりに <%= ~ %> を使用できる。

<% ~ %>
<% echo 'Hello World'; %>
<%= ~ %>
<%= echo 'Hello World'; %>

PHPの文の区切り

PHPでは、文はセミコロン「;」で区切る。

<?php
echo 'Hello World';
echo 'hogehoge world';
?>

セミコロン「;」で区切っていれば、1行に複数の文を記述できる。

<?php
echo 'Hello World'; echo 'hogehoge world';
?>

PHPで改行を出力する

PHPでは、改行の出力は \n を記述する。

\n を使用するときは文字列をダブルクォーテーションで囲む必要がある。シングルクォーテーションでは改行されない。

<?php
echo "Hello World \n hogehoge world";
?>

PHPでHTMLの改行を出力する

<?php
echo 'Hello World<br>';
echo 'hogehoge world<br>';
?>

nl2br()で\nを<br>に変換する

<?php
echo nl2br("Hello World \n hogehoge world");
?>

PHPのコメント

PHPのコメントは、/* */、//、# の3つの書き方がある。

一般的には /* */、// の2つを使用する。

  1. /* */ は /*をコメント開始タグ、 */ をコメント終了タグとして認識し、タグの内側をコメントとして認識する。
  2. // は // から改行までをコメントとして認識する。
  3. # は // と同様。

命名規則(ネーミングコンベンション)

PHPの命名規則にデファクトスタンダードは存在しない。キャメルケース、スネークケース いずれも使用している。

PHPの言語上の関数は、スネークケースで命名されており、クラス処理ではキャメルケースが使われている。

現在は PSR-12 という規格が業界標準(モダンな開発のデファクト)として広く普及している。

  1. isNull
    キャメルケース(camelCase)。単語の区切りを大文字で表すスタイル。Java、JavaScript、C#などでよく使われる。
  2. is_null
    スネークケース(snake_case)。Python、Ruby、C言語などで一般的。
PHPの命名規則
種類書式例PHPでの主な用途
キャメルケースisSpaceクラス処理。現在の主流。
スネークケースis_space関数名。PHP標準関数に似せる場合。

ミニファイ(コードの圧縮)を行う場合のコメントは全て /* */ で記述する

HTMLのミニファイ(コードの圧縮)はファイルサイズを小さくして読み込み速度を向上させる目的の他に、HTMLを読みにくくし無断複製を防ぐ目的でも行われる。

ミニファイを行うファイルにPHPのソースコードがあると改行コードが取り除かれてしまい、//、# でコメントを記述すると正しく機能しなくなる。

ミニファイを行う場合は、コメントは全て /* */ で記述する必要がある。


PHP、Rubyの言語比較

HTMLに直接PHPのコードを記述する

PHPは、HTMLに「開始タグ <?php ~ 終了タグ ?>」を記述し、ファイル名(拡張子)を .php とすることで、HTML内に直接コードを埋め込んで動的なWebページを生成できる。

Rubyは、Embedded Ruby を使用し、<% %> または <%= %> を使用する。

<% %> はRubyの処理のみで、HTMLへの出力はしない場合に使用する。<%= %> はRubyの処理および、HTMLへの出力する場合に使用する。

PHP、Rubyの言語比較
機能Java/JSPPHPRubyPython
HTMLに直接コードを記述JavaPHPRubyPython
HTMLに直接コードを記述<% %>
<%= %>
${ }
<?php ?>
<?= ?>
ERBを使用
<% %>
<%= %>
Python

シンタックスハイライト

highlight.js

シンタックスハイライトをおこなうライブラリは syntaxhighlighter、highlight.js、Prism.js などがある。※syntaxhighlighter は2017年で更新が止まっており、事実上開発が終了している。

当サイトは highlight.js を使用している。

highlight.js は下記のスクリプトを<body>~</body>タグの間に記述するだけで使用できる。

<link rel="stylesheet" href="https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/highlight.js/9.15.10/styles/a11y-dark.min.css">
<script src="https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/highlight.js/9.15.10/highlight.min.js"></script>
<script>hljs.initHighlightingOnLoad();</script>

シンタックスハイライトさせたいコードを<pre><code></code></pre>で囲む事でシンタックスハイライトされる。

<pre><code>
<?php
$num = 1;	/* グローバルスコープで変数定義 */
function func() {
	global $num;	/* グローバルスコープの$numを呼び出し */
	echo $num;	/* 1が出力される */
}
func();		/* funcを呼び出し */
?>
</code></pre>

a11y-dark.min.css を別のテーマ(配色)に変えることもできる。おすすめは a11y-dark.min.css、vs2015.min.css、xt256.min.css だ。

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