第11回(平成23年度)通常総会報告

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2011年2月28日


平成23年2月17日に通常総会が開催され、新年度役員、22年度事業報告ならび23年度事業計画等が決定されました。概要はつぎの通りです。

 

目次

  1. 平成23年度役員の選任
  2. 平成22年度事業報告書
  3. 平成22年度収支計算書
  4. 平成23年度事業計画書
  5. 平成23年度収支予算書

 

1.平成23年度役員の選任(役員の任期は1年)

  • 理事長: 鈴木政孝
  • 専務理事: 白浜鷹志、久米力
  • 理事: 片桐明美、横田満雄、長野祐三、臼倉登貴雄、小原りえ子、武藤正勝、寺島春夫(新任)
  • 監事: 田辺繁友

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2.平成22年度事業報告

組織運営統治(ガバナンス)の一層の強化を図るため、「経営委員会」を中心として、会の経営方針・施策を適時に決定し、効果的な活動の展開を図った。また、本部事業担当、支部長及びプロジェクト・リーダーからなる事業連絡会を年に2回開催し、会の事業展開の課題につき共通理解を図った。

中核事業の「中古PC再生寄贈」については、長引く経済不況のため企業からのPC提供は減少し、PCを希望する団体へ十分には寄贈できなかった。実績は81団体・7校に対して292台の寄贈(前年の30%に減少)となった。
なお、NHK厚生文化事業団「わかば基金」および三井物産の社会貢献プログラム「リサイクルパソコン贈呈」の運営支援を企画・推進した。
さらに、教育機関へのPC寄贈を目的とするICT教育推進プログラム協議会の「リサイクルPC寄贈プログラム」は、平成22年6月まで、業務委託に従い事務局として、PC受入・再生・寄贈をした。以後は、同等内容のプログラムを イー・エルダーが主体となり継続してきた。

「Webアクセシビリティ事業」としては、企業・団体へ働きかけてWebアクセシビリティ支援事業を開拓し、Webアクセシビリティ・ユーザー・テストを行う体制を整え、アクセシビリティ業務の診断・品質確認・修正作業を在宅障害者に提供し、就業支援を図った。また、NPOウェブアクセシビリティ推進協会の設立に参画し、その活動に参加した。

「シニア向け携帯電話講習会」は、ソフトバンクモバイル社の社会貢献部門の支援を受けて実施し、本年3月末で終了した。4月以降は、自主運営の講座を新たに企画・推進してきた。

前年、ICT安全利用推進事業の一環として、(財)マルチメディア振興センター(FMMC)より受託した「e-ネット安心講座」(小中高校の保護者・教職員対象、一部に児童・生徒、一般を含む)を本年度から本格的に全国展開してきた。

会員の参加意思の高揚と会員交流の場を広げるため、IT関係のワンコインセミナーを3回開催、また、創立10周年を記念して、会員交流会を行った。

1)特定非営利活動に係る事業

◇中古PC再生寄贈事業

  • リユースPC寄贈プログラム(XP搭載): 27団体 寄贈56台
  • リユースPC寄贈支援プログラム: 34団体 寄贈114台
  • リサイクルPC寄贈(NHK厚生文化事業団): 20団体 寄贈 56台
  • リサイクルPC再生: 教育機関7校 寄贈66台

◇IT講習等支援

  • IT講習会主催及び講師支援:54講座 受講者375人
  • シニア情報生活アドバイザー養成講座:2講座 13人(更新)
    (財)ニューメディア開発協会の認定

◇Webアクセシビリティ事業

  • Webアクセシビリティ化の支援サービス(企業等)
  • 障害者就業支援

◇シニア向け携帯電話講習

  • ソフトバンクモバイル社の社会貢献
  • シニア向け講習会21回、178人

◇e-ネット安心講座

  • マルチメディア振興センターの社会貢献
  • 対象:児童・生徒の保護者、職員等
  • 講座開催 48回 3500人

2)その他の事業

◇会員交流会・創立10周年を記念し11月に実施した。

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3.平成22年度収支計算書

[収入の部]

会費収入
27万円
寄付金収入
1,328万円
(1)活動支援寄付金
0万円
(2)PC事業引当金寄付金
1,076万円
(3)ICT安全利用推進事業
193万円
(4)シニア向け携帯電話講習寄付金
59万円
IT講習等支援
52万円
プロジェクト・その他
219万円
当期収入合計
1,626万円

 

[支出の部]

事業活動委託費
1,133万円
(1)リユースPC寄贈プログラム
673万円
(2)IT講習等支援
39万円
(3)Webアクセシビリティ化サービス
93万円
(4)障害者支援
90万円
(5)シニア向け携帯電話講習
55万円
(6)ICT安全利用推進事業
183万円
「その他の事業」の支援支出
4万円
一般管理費
648万円
当期支出合計
1,785万円

 

[収支]

[当 期 収 支 差 額]
▲159万円
[前 期 収 支 差 額]
2,116万円
[次 期 繰 越 収 支 差 額]
1,957万円
[正 味 財 産 合 計]
1,957万円

 

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4.平成23年度事業計画

組織運営統治(ガバナンス)の一層の強化を図るため、「経営委員会」を中心として、会の経営方針・施策を適時に決定し、効果的な活動の展開を図る。また、本部事業担当、支部長及びプロジェクト・リーダーからなる事業連絡会を年に3回開催し、会の事業展開の課題につき共通理解をして解決を図る。

中核事業の「中古PC再生寄贈」については、長引く経済不況のため企業からのPC提供は前年と同様に厳しいものと見られるが、依然として再生した中古PCを希望する団体は多く、Windows XP搭載のPCを確保して寄贈する。
なお、NHK厚生文化事業団「わかば基金」およびその他企業の「リサイクルパソコン寄贈」の運営支援を企画・推進する。
さらに、教育機関へのPC寄贈は、「リサイクルPC導入プログラム」として継続する。

「Webアクセシビリティ事業」としては、企業・団体へ働きかけてWebアクセシビリティ支援事業を開拓し、Webアクセシビリティ・ユーザー・テストを行う体制を整え、アクセシビリティ業務の診断・品質確認・修正作業を在宅障害者に提供し、就業支援を図る。NPOウェブアクセシビリティ推進協会の活動に、積極に参加する。

ICT安全利用推進事業の一環として、(財)マルチメディア振興センター(FMMC)より受託した「e-ネット安心講座」(小中高等学校の保護者・教職員等を対象)は、引き続き、本格的に全国展開する。

「シニア向け携帯電話講習会」は、企業との協業の終了にともない、自主運営の講座を中心に企画・推進する。

会員の参加意思の高揚と会員交流の場を広げ、会員の「新事業提案制度」の活用を促す。

1)特定非営利活動に係る事業

◇中古PC再生寄贈事業

  • リユースPC寄贈プログラム(XP搭載): 150団体 寄贈390台
  • リサイクルPC寄贈(NHK厚生文化事業団): 40団体 寄贈100台
  • リサイクルPC寄贈(三井物産社会貢献): 50団体 寄贈400台
  • リサイクルPC導入プログラム: 教育機関5校 寄贈110台

◇IT講習等支援

  • IT講習会主催及び講師支援: 50講座 受講者350人
  • シニア情報生活アドバイザー養成講座: 2講座 受講者20人(更新)
    (財)ニューメディア開発協会の認定

◇Webアクセシビリティ事業

  • Webアクセシビリティ化の支援サービス(企業等)
  • 障害者就業支援

◇e-ネット安心講座

  • マルチメディア振興センターの社会貢献
  • 対象:児童・生徒の保護者、職員等
  • 54講座 4000人

◇シニア向け携帯電話講習

  • シニア向け講習会 10回 60人

2)その他の事業

◇会員交流会 ・東北支部、東京本部にて開催

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5.平成23年度収支予算書

[収入の部]

会費収入
25万円
寄付金収入
1,885万円
(1)活動支援寄付金
0万円
(2)PC事業引当金寄付金
1,735万円
(3)ICT安全利用推進事業
150万円
IT講習等支援
50万円
プロジェクト・その他
225万円
当期収入合計
2,185万円

 

[支出の部]

事業活動委託費
1,469万円
(1)リユースPC寄贈プログラム
991万円
(2)IT講習等支援
45万円
(3)Webアクセシビリティ化サービス
90万円
(4)Web障害者就業支援
90万円
(5)シニア向け携帯電話講習
13万円
(6)ICT安全利用推進事業
140万円
(7)その他新規の提案事業
100万円
「その他の事業」の支援支出
10万円
一般管理費
671万円
当期支出合計
2,150万円

 

[収支]

[当 期 収 支 差 額]
35万円
[前 期 収 支 差 額]
1,957万円
[次 期 繰 越 収 支 差 額]
1,992万円
[正 味 財 産 合 計]
1,992万円

 

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