2013年3月11日
平成25年2月21日に通常総会が開催され、新年度役員、24年度事業報告ならび25年度事業計画等が決定されました。概要はつぎの通りです。
目次
1.平成25年度役員の選任(全員が再任された。役員の任期は1年)
- 理事長: 鈴木政孝
- 専務理事: 白浜鷹志、久米力、寺島春夫(新任)
- 理事: 片桐明美、横田満雄、長野祐三、臼倉登貴雄、小原りえ子、武藤正勝
- 監事: 田辺繁友
2.平成24年度事業報告
組織運営統治(ガバナンス)の一層の強化を図るため、「経営委員会」を中心として、会の経営方針・施策を適時に決定し、効果的な活動の展開を図った。また、本部事業担当、支部長及びプロジェクト・リーダーからなる事業連絡会を開催し、会の事業展開の課題につき共通理解を図った。
中核事業の「中古PC再生寄贈」については、長引く経済不況のため企業からのPC提供は前年と同様に厳しいものとなった。協力企業から提供された中古PCを活用して、平成23年3月11日の東日本大地震の被災地を支援するため、『わ』プロジェクトを設置して、NPO・任意団体・障害者などに、中古PCを再生して優先的に寄贈してきた。この1年半を通して、70団体へ300台の寄贈、個人36人への貸出しを行なった。現地の動向から判断し、当プロジェクトは今期で終了する。
なお、NHK厚生文化事業団「わかば基金」の「リサイクルパソコン贈呈」の運営支援を企画・推進した結果、21団体に対して54台の寄贈が実現した。全体としての寄贈実績は97団体・24校・17個人に対して633台(前年比 96%)となった。
NPOウェブアクセシビリティ推進協会の活動には事務局業務を含め、積極的に参画した。
ICT安全利用推進事業の一環として、(財)マルチメディア振興センター(FMMC)より受託した「e-ネット安心講座」(小中高校の生徒・保護者・教職員等対象)は、本格的に全国展開され、前年より3倍以上311回の講座を担当し、参加者は小中高校生4万2千人を含む5万5千人余であった。
1)特定非営利活動に係る事業
◇中古PC再生寄贈事業
- リユースPC寄贈プログラム(XP搭載): 19団体 寄贈84台
- 『わ』プロジェクト。東日本大震災の被災地支援:
NPO・任意団体 57団体 198台
教育機関 2校 53台
個人(障害者・高齢者など)17人 17台 - リサイクルPC寄贈(NHK厚生文化事業団): 20団体 寄贈54台
- リサイクルPC導入プログラム: 教育機関22校 寄贈227台
◇IT講習等支援
- IT講習会主催及び講師支援:55講座 受講者258人
- シニア情報生活アドバイザー養成講座:2講座 9人(更新)
(財)ニューメディア開発協会の認定
◇Webアクセシビリティ事業
- Webアクセシビリティ化の支援サービス(企業等)
- 障害者就業支援⇒NPOウェブアクセシビリティ推進協会の活動支援
◇e-ネット安心講座
- マルチメディア振興センターの社会貢献
- 対象:生徒・保護者・教職員等/li>
- 講座開催 311回 55,334人
2)その他の事業
◇実施されなかった。
3.平成24年度 収支計算書
(1)特定非営利活動に係る事業
[収入の部]
- 会費収入
- 29万円
- 寄付金収入
- 1,764万円
- (1)活動支援寄付金
- 0万円
- (2)PC事業引当金寄付金
- 940万円
- (3)ICT安全利用推進事業
- 824万円
- IT講習等支援
- 40万円
- プロジェクト・その他
- 82万円
- 当期収入合計
- 1,915万円
[支出の部]
- 事業活動委託費
- 1,555万円
- (1)リユースPC寄贈プログラム
- 768万円
- (2)IT講習等支援
- 37万円
- (3)Webアクセシビリティ化サービス
- 48万円
- (4)障害者支援
- 19万円
- (5)ICT安全利用推進事業
- 683万円
- 一般管理費
- 715万円
- 当期支出合計
- 2,270万円
[収支]
- 当期収支差額
- ▲355万円
- 前期収支差額
- 1,800万円
- 次期繰越収支差額
- 1,445万円
- 正味財産合計
- 1,445万円
(2)その他の事業
[収入の部]
- 活動収入
- 0円
[支出の部]
- 活動支出
- 0円
[収支]
- 当期収支差額
- 0円
- 前期収支差額
- 0円
- 次期繰越収支差額
- 0円
4.平成25年度事業計画
組織運営統治(ガバナンス)の一層の強化を図るため、「経営委員会」を中心として、会の経営方針・施策を適時に決定し、効果的な活動の展開を図る。また、本部事業担当、支部長及びプロジェクト・リーダーからなる事業連絡会を開催し、会の事業展開の課題につき共通理解をして解決を図る。
中核事業である「中古PC再生寄贈」については、長引く経済不況のため企業からのPC提供は前年と同様に厳しいものと思われる。
NPO・任意団体・学校・障害者などに、中古PCを再生して優先的に寄贈していく。
なお、NHK厚生文化事業団「わかば基金」およびその他企業の「リサイクルパソコン寄贈」の運営支援を企画・推進する。
「Webアクセシビリティ事業」としては、NPOウェブアクセシビリティ推進協会の事務局業務を含め積極的に参加する。
ICT安全利用推進事業の一環として、(財)マルチメディア振興センター(FMMC)より受託した「e-ネット安心講座」(小中高等学校の生徒・保護者・教職員等対象)は、引き続き、本格的に全国展開を行なう。
1)特定非営利活動に係る事業
◇中古PC再生寄贈事業
- リユースPC寄贈プログラム(Win7搭載):100団体 寄贈640台
- リサイクルPC寄贈(NHK厚生文化事業団):20団体 寄贈 60台
- パソコン・ドック:パソコンの機能検査・補修
◇IT講習等支援
- IT講習会主催及び講師支援: 50講座 受講者250人
- シニア情報生活アドバイザー養成講座: 2講座 受講者20人(更新)
(財)ニューメディア開発協会の認定
◇Webアクセシビリティ事業
- Webアクセシビリティ化の支援サービス(企業等)
- 障害者就業支援⇒NPOウェブアクセシビリティ推進協会の活動支援
◇e-ネット安心講座
- マルチメディア振興センターの社会貢献
- 対象:生徒・保護者・教職員等
- 250講座 44,500人
◇その他新規事業
2)その他の事業
◇予定なし
5.平成25年度収支予算書
(1)特定非営利活動に係る事業
[収入の部]
- 会費収入
- 25万円
- 寄付金収入
- 2,017万円
- (1)活動支援寄付金
- 0万円
- (2)PC事業引当金寄付金
- 1,348万円
- (3)ICT安全利用推進事業
- 669万円
- IT講習等支援
- 40万円
- プロジェクト・その他
- 80万円
- 当期収入合計
- 2,162万円
[支出の部]
- 事業活動委託費
- 1,423万円
- (1)リユースPC寄贈プログラム
- 694万円
- (2)IT講習等支援
- 37万円
- (3)Webアクセシビリティ化サービス
- 50万円
- (4)Web障害者就業支援
- 18万円
- (5)ICT安全利用推進事業
- 574万円
- (6)その他新規の提案事業
- 50万円
- 一般管理費
- 719万円
- 当期支出合計
- 2,142万円
[収支]
- 当期収支差額
- 20万円
- 前期収支差額
- 1,445万円
- 次期繰越収支差額
- 1,465万円
- 正味財産合計
- 1,465万円
(2)その他の事業
[収入の部]
- 活動収入
- 0万円
[支出の部]
- 活動支出
- 0万円
[収支]
- 当期収支差額
- 0円
- 前期収支差額
- 0円
- 次期繰越収支差額
- 0円
- 正味財産合計
- 0円